新学期友達ができずになやんでいる人へ、20年以上前に悩んでいた先輩としてすこし役にたてばと思い書きます。残念ながら成功体験ではなく、その後20年生きてきて今思うになります。
まずは、自分の失敗談から話すと、高校1年の春、私が入学した高校は同じ中学の友達は一人もおらず、かたや同じ中学の友達が多い人たちは集まってワイワイと楽しそうに話していました。その中で、私は私と同じように一人でポツンといる人を見つけては安心し、自分は一人でも大丈夫だというような一匹オオカミ風のオーラを放っていました。
しかし、時間がたつにつれ、一人でいる人も減り、また、そもそも一人でいるのが好きだという人もいることに気づきあわてて友達の輪に入りました。
しかし、今度は人から嫌われたくない、バカにされたくないとの気持ちが強かったため、相手に無理やりあわせたり、合わせられない自分に落ち込んだりと常に人の目を気にしていました。どんなに人に合わせても、本当の自分を押し殺しているためか人との距離感は近づかず常に胃に重りが入っているようなかんじがしました。周りの人たちはどう思っていたかはわかりませんが(今思えばなんとも思っていなかったと思う)、この矛盾を抱えて生きていくことが辛かったです。そのため、高校で心から笑ったのは1.2回しかなかったと思います。
そこで、今の自分が過去の自分3点アドバイスしたいと思います。
- 一人を恐れるな
別に無理をして友達を作らなくてもいいです。しかし、一匹オオカミ風のオーラを放つ必要もありません。一人でいたいときは一人でいればいいということで、一人でいることに対して周りの目を気にする必要はないということです。友達が多いことがいいことではありません。しかし、一人だと不安なこともあると思います。そういう時は、あらかじめこうするというプランがあると安心だと思います。(教科書忘れたときはこの人に見せてもらう、クラスでグループを作るときはここにいれてもらうなど)
- プライドを捨てろ
友達を作るとき、接するとき、こういうことを話したら嫌われる・バカにされるという気持ちはできるだけ捨てたほうがいいです。嫌われるはあまりよくないですが、結局バカにされるのを恐れる人より、バカのほうが強いです。小さなプライドはすてましょう。嫌われるのだって相手のことを配慮したうえで、嫌われるならしょうがないと思います。
- 自分の好きなことをやれ
自分の好きなことをやっている人は、一目置かれます。そもそも、周りの目が気になりにくくなります。オタクと呼ばれようと我が道を行きましょう。
以上です、あれから20年以上たちその当時の気持ちを反映できているかはわりません。しかし、他人の目を気にして生きて時間を無駄にするのはもったいないと思います(心を壊すだけです)。現在はSNSが普及し、より人の評価が目につく時代になってきています。読んでくれた人が心から笑って生活を送れるように役立てればと思います。
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